ジャイアント・カンチレバークレーン
ずっと雨続きだったけど、今日は蒸し暑いものの天気は良好。 晴れて世界遺産に登録されたジャイアント・カンチレバークレーンの登録を記念してのライトアップが今日までだったので、会社の友人たちと仕事帰りに寄り道することになった。
このクレーン、日本初の電動クレーンで、明治42年に三菱重工長崎造 船所がイギリスから輸入して設置したもの。国の有形文化財でありながら今も現役で活躍する貴重な産業遺産なのだ。
写真が趣味の同僚は、最近世界遺産を被写体にしている。 今日の撮影場所は造船所の対岸にある水辺の森公園。ライトアップの写真撮影が目的なので、日暮れまで公園内のレストランでビールとピザで軽く食事。
海老とイカのピザ。ボリュームがあって美味でした(^o^)
黄昏どきを待って長崎港に面した水辺へ向かう。
ありました!
意外にショボい……。
ライトアップというよりは
作業用の灯りのような……。
私のスマホではズームにすると画像が荒れてしまう。夜景も難しい。
熱写する同僚を横目に、 せっかくのガンチクレーンを早々に被写体として見切ってしまう私。
宵闇にあたりが包まれだすと、港まわりの夜景が際立ってくる。
稲佐山を望む。左端がガンチクレーン。
水際のプロムナード。 犬の散歩する人多し。
とっぷりと暮れる
遠く女神大橋を望む
日常から離れ、たまにはこういう場所に来るのもいいな、と思う。 冷えたビール持って。
世界遺産登録に思う
世界遺産委員会で4日に予定されていた「明治日本の産業革命遺産」の登録審査が持ち越された。
長崎では 旧グラバー邸宅や小菅のソロバンドック、軍艦島などが構成資産となっているため、無事登録に至るのか今夜の最終決定を待っているところです。
ソロバンドック
世界遺産とは「過去の文明・文化の中で、特に優れ価値があり、未来の世代まで引き継ぐべき宝物」で、全世界の人達の中で、「人類共通の宝物」として共に協力をしながら守って行きましょうと言うものらしい。
キリスト教遺産とあわせて、この近代化遺産は今後の長崎の観光資産として大きくグロースアップされてきています。
世界遺産登録されても、されなくても市民生活には何も影響はないと言ってしまえばそれまでだけど、観光収入への依存度が他県に比べると高い長崎で、観光の新ネタとしてこの「世界遺産」のお墨付きはどうしても欲しいところなのだろう。
だけど、
長崎の観光スポットといわれるところに市民はほとんど行かない現実。 旧天領内外で全く違う地元意識。
グラバー邸だって三菱が買い上げてなければ、残ってなかったかもしれない。
市民それぞれの地元愛、資産への思い入れ、愛着があるのか、無ければそれはこれから育つのか?
平和を謳いながら、軍事産業に依存していたり。この街の抱える矛盾は深い。
平和と観光がなければ、この街はどうなるのだろう、と考える。
今、隣国に借りを作ってまで「世界遺産」に執着する必要はあるのか?
「人類共通の宝物」になる以前に「長崎県民の、日本国民の宝物」にならないといけない。
登録されれば何よりですが、 「世界遺産」にとらわれず、今一度 それぞれの構成資産を改めてどう遺すべきかを再考してもいいのではないかと思います。
雨の諏訪神社
「水無月の 夏越の祓する人は 千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」
6月30日は夏越(なごし)の祓。 午後からお休みして諏訪神社までお詣りに。
ずいぶん久しぶりのお諏訪さん。 朝からの雨が雨足も強く、水のたまった長坂を登るのはめちゃくちゃしんどい。
そういえば 前に来た時もこんな雨だった。
「夏越の祓」は、毎年6月の末に行われる半年分の穢れを落とす行事。 ここに来るのはたぶん3回目。
まず用意された人形(ひとがた)に自分の名前と年齢を書いて、息を吹きかけたり、身体にこすりつけたりする。身代りにするのだ。自動車のかたちのものもある。
来られなかった家族の人形も作って、封筒にお金と一緒に入れて社務所に預ける。
そして午後4時からのお祓いで神職が清めの池の前で祝詞?をあげながら、まるで散華のように集まった人形たちを撒き散らすのだ。
名前の書かれた人形たちが池の上に浮かんだり沈んだり、植栽の中にまぎれたり、はたまた通路に落ちて人に踏まれたりするのを見ていると、何だか複雑な気持ちになった。
どこかに自分の人形もあるわけで。はたして穢れは祓えたとしても、その有り難さよりも「人の存在なんてそんなもんさ」みたいな無常感に、いろいろあって心が弱っていたその時の私は超どっぷりと浸ってしまったのだった。
今日はお祓いは失礼して、お詣りした後この日のために作られた大きな茅の輪を八の字にくぐって終了。
雨も降ってるし、さ~っとひと回りしたのだったが
しまった。 本当は3回まわるのだった……。
すっかり忘れてた……。
お祓いの後の振る舞いのお団子が実は一番の楽しみだったけど、この雨の中じっと待つのはちょっと無理。
代わりに近くの月見茶屋で名物のぼたもちを買う。注文してから作ってくれるのが嬉しい。
月見茶屋軒先からの風景。 雨に濡れた緑が綺麗です。
人影もまばら。中国人の観光客が数名ほど。この頃ほんとあちこちでよく見かける。
このあと 公会堂前まで足をのばして、松翁軒で水無月と鮎を買って我が家へ。
早いもので今年も折り返し。 それにしても、ずっと雨の1日。
だめじゃん、docomo
スマホの充電用ケーブルが壊れてしまった。 ちょっと目を離した間にうちのにゃんこがmicro SD端子を食いちぎってしまっていたのだ。
私のスマホは電池の持ちが悪い。予備バッテリーは会社に置いてある。月曜まで絶対持たない。
雨も降ってるし、ふらふら出歩いていらないものまで買ってしまうのは避けたいが(絶対買ってしまうのだ、これが)仕方なく近所のドコモショップへ。
ここが、どうも相性悪いというか、雰囲気が好きになれないというか、居心地が良くない。ひとつ前のスマホはここで買ったけど、手続き担当のお姉さんのぎこちないくせに高圧的な、わざとらしい応対が最初から最後まで不快なままだった。 その後数回行ったのだが、そのお姉さん以外のお姉さんも結局同じような応対で、すっかりドコモ嫌いになってしまった私はスマホはSIMフリーにして、電話の契約だけ残したのだった。
でもスマホはいかんせんドコモの端末。 またあの不快感を味わいたくなくて、 できるだけ行きたくなかったが、背に腹は代えられない。
店内に入るとお姉さんたちのいる受付には目もくれず、そそくさとアクセサリー類の売られている2階へ。 イヤホンや予備バッテリーは置いてあるが充電用ケーブルは見あたらない。そして値段が家電量販店に比べてだいぶ高い。
だめかぁ。
スタッフの男性に充電用のケーブルは売ってないのかいちおう聞いてみる。 充電器は1階で扱っているとのこと。
1階に降りて仕方なく受付のお姉さんに尋ねると、ケーブルだけは置いてなくて、充電器のみ販売していると言う。
ただ購入のためには手続きに来たお客さんと同じように並ばないとダメだと言う。
なんで?
この時、機種変更などの手続きに5名ほど、故障、ドコモ光、料金は0名の待ち状態。すべてのお姉さんが接客している状態ではない。
時間はどのくらいかかります?と聞くと2、30分くらいですかね、って。
…… (-_-)
もう、いいです。 ここに期待した私が愚かものでしたわ。 なんか理由はがあって2階には置けないんだろうけど、もう少し小回りがきくっていうか、機転をきかせるってできないもんかねぇ。
電話もいずれ他社行きかな。
携帯電話というものが世にでてからずーっとドコモ一筋だったけど、もうダメかも。
番号札をお返しして店を出るとき、 よろしかったですか?と声かけてくれた2階にいたスタッフの彼。
彼とお姉さんたちの間にはドコモ社内の身分格差のようなものがあるのだろう。(思い込みかもしれないけどね)
元気で頑張って下さいね。
結局ケーブルは近所のコンビニに売ってました。なーんだ、ドコモをあてにするのはもうヤメね。
はじめての染め
お気に入りだったcheer のカーキ色のリネンチュニック。
少し色褪せと焼け?が出てきて、もう今年は着られないかな?と思ってたけど、ダメ元で染め直ししてみた。
使ったのは「 コールダイオール」のブラック。だいぶ前に買ったまま、しまいこんでいたもの。
塩とお湯と染料で30分ほど染めて、中性洗剤で水洗い。
中性洗剤は台所用と説明書にあるけど、うちのは弱アルカリ性 Σ(°Д°)
とりあえず洗濯用の中性洗剤を使用してみました。
出来上がりは…
ブラックと言うよりは、濃いめのグレーカーキの風合い。
ムラもなく、キレイに染まってくれました。ステッチの糸は染まってないみたいだけど、それもまたいい感じ。
違う風合いに生まれ変わって、まだしばらくは楽しめそうです。
色止め液は買ってなかったので、後でやることにして。
色うつりが心配なので、黒のパンツに合わせて明日着てみよう。
神戸屋の丸ぼうろ
知り合いの方がレターパックにたくさん詰めて送って下さいました。
隠れキリシタンで知られる平戸市生月島にある神戸屋の「丸ぼうろ」。
長崎や佐賀のものよりやわらかくて、ほろほろとやさしく甘い…。じつに素朴なお菓子なのです。
はじめて出会った時
一口食べて、大好きになりました。
一目惚れならぬ一口惚れです。
そして…デカイのがまたいい。
手のひらぐらいある。
それなのに…ひとつ70円!!
文句のつけようがありません。
原材料は
小麦粉、砂糖、卵、蜂蜜、ふくらし粉。
ああ、この時代にベーキングパウダーと書かず、ふくらし粉と書く純朴さよ。
天然素材のみのシンプルな味わいが
とても心地いい。体にもいい。
子供たちにも安心して食べさせられるお菓子です。
作りおきをせずにその日その日必要なだけしか作らない(らしい)のもじつに潔い。
いつまでもこの一途さ、一徹さで頑張ってもらいたいです。
あえて文句を言うならば、
生月でしか買えないから、なかなか食べることができないこと。
地方発送はしてくれるらしいけど、できればいつか自分で買いに行きたい。
★神戸屋製菓
平戸市生月町壱部浦152-8
電話番号:0950-53-0154
営業時間:10:00〜19:00
定休日:木曜日